カテゴリー別アーカイブ: 沖縄の米軍基地

海兵隊撤退を初要求

5月26日 嘉陽賛成討論 (3)

女性遺棄 沖縄県議会が決議

カヨウ県議討論

沖縄県議会は26日、臨時会を開き、元海兵隊員の米軍属による女性遺体遺棄事件への厳重な抗議とともに、米軍普天間基地の閉鎖・撤去と「県内移設」の断念、在沖米海兵隊の撤退などを求める抗議決議と意見書を、自民党会派などが退席した上、全会一致で可決しました。

在沖米海兵隊の撤退を求めるのは県議会として初めて。日米地位協定の抜本改定や、米軍人・軍属などによる凶悪事件の発生時に、訓練と民間地域への立ち入り、米軍車両の進入を一定期間禁止する措置を講じることなども求めました。

日本共産党など与党会派と中立会派が提出。宛先は抗議決議が駐日米国大使、在日米軍司令官など、意見書は首相、防衛相など。

自民党は、普天間基地の「県内移設」断念の文言を要求に盛り込むことを拒んで独自の抗議決議・意見書案を提出しましたが、賛成少数で否決されました。公明党会派は、両案に賛成しました。

討論で日本共産党のカヨウ宗儀県議は、子どもを外に遊びに連れていくことさえ怖いなど、県民に衝撃と不安が広がっていると述べ、「人を殺すことを組織的に訓練されているのが軍隊で、県民の日常生活と相いれない。米軍基地を撤去しない限り、もう県民は納得しない」と日米安保、日米地位協定に抜本的にメスを入れる必要があることを強調しました。

臨時会開会時には、事件の被害者に黙とうしました。

各会派の代表は同日、外務省沖縄事務所や在沖米国総領事館などを訪れ要請しました。

2016年5月27日付しんぶん赤旗

沖縄県民の命綱 水源の汚染

有機フッ素化合物 赤嶺議員が調査

米軍嘉手納基地(嘉手納町など)周辺の比謝(ひじゃ)川などで国内では原則使用禁止となっている有機フッ素化合物(PFOS)が検出された問題で、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は5日、現地調査をおこない、県企業局から説明を受けました。

調査をおこなったのは、比謝川取水ポンプ場や大工廻(だくじゃく)川(沖縄市)、北谷浄水場の3カ所で、カヨウ宗儀県議、具志堅徹県議(うまんちゅの会)が参加しました。

比謝川取水ポンプ場では1リットル当たり平均207ナノグラム(最大値543ナノグラム)、北谷浄水場(浄水)では平均30ナノグラム(同80ナノグラム)、大工廻川では平均621ナノグラム(同1320ナノグラム)のPFOSが検出されています。

PFOSは、航空機用の作動油や泡消火剤などに使われていますが、国内法で原則、製造、輸入、使用が禁じられています。

平良敏昭県企業局長は、「沖縄防衛局を通じて米軍に使用実態や履歴の有無を照会していますが、まだ回答がありません。基地内でPFOSを使用している実態があれば、使用を中止することや県による水源水質検査のための基地内への立ち入りを認めるよう求めています」と説明しました。

赤嶺議員は、「県民の命綱である水源の汚染であり、嘉手納基地内で調査したいという県を後押ししたい」と応じました。   2016年2月6日付しんぶん赤旗

島ぐるみ会議 沖縄の熱意さらに

帰国の訪米団ねぎらう

日本政府が沖縄県民の民意に反し名護市辺野古の米軍新基地建設を強権的に進めていることを伝え、米国政府も当事者であると訴えるため訪米していた「沖縄『建白書』を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」の訪米団が帰国し、22日夜、那覇空港に到着しました。

空港1階ロビーでは約50人の県民らが訪米団を出迎えました。島ぐるみ会議の大城貴代子共同代表は「このたびの訪米が、12月の(代執行)訴訟の中でも、翁長雄志知事を大いに後押しし、勇気づけてくれると感じています」と、ねぎらいの言葉をかけました。

訪米団長の呉屋守将島ぐるみ会議共同代表は「米国に伝わっている情報は、日本政府を通じての偏った情報ということがよく分かった」と感想を述べた上で、最初は辺野古の問題は日米間で合意されており、日本国内の問題だとの反応だった上下両院議員や補佐官らに「アメリカは民意を無視し、強引なやり方に対してまで合意したのですか」と問いかけると、次第に真剣に耳を傾けるようになったと報告。「総合的、体系的、計画的にわれわれの熱意を米国に訴えて、新基地を止めていきたい」と今後に向けた決意を述べました。

訪米団は、今回の訪米の成果をまとめ、報告会を開く予定です。 2015年11月24日付 しんぶん赤旗

「日米に意思示す」

在沖米総領事館前で集会

沖縄県議会与党5会派や県選出野党国会議員、市民団体などでつくる「止めよう辺野古新基地建設!実行委員会」は19日、浦添市の在沖米国総領事館前で抗議集会を開き、名護市辺野古の米軍新基地建設断念を求めました。

約500人が集まり、ジョエル・エレンライク総領事が新基地に反対する県民の民意を「小さな問題」と発言したことに強く抗議。英語で「ノーベースヘノコ(辺野古に基地はいらない)」などと唱和しました。

同実行委共同代表の赤嶺政賢衆院議員(日本共産党)、糸数慶子参院議員(無所属)のほか、社民党の吉田忠智党首も参加し、与党会派や市民団体代表者らとともに決意表明しました。

赤嶺氏は「米軍の軍事世界戦略に反対し憲法9条を掲げてたたかいます。米国は沖縄の米軍再編計画を見直し、直ちに普天間基地を閉鎖・撤去し、新基地を断念する立場に立つことを強く求めます」と訴えました。

糸数氏は「民意を踏みにじる総領事の発言は許せない。発言の撤回と謝罪を」と求め、吉田氏は「総領事の仕事は新基地反対の県民の民意を米国政府に伝えることだ」と抗議しました。

イハ洋一参院選沖縄選挙区候補も駆けつけ「辺野古新基地反対の意思をしっかり日米両政府に見せていこう」と呼びかけました。

参加した浦添市の宜志富(ぎしとみ)弘さん(56)は「総領事が『小さな問題』と言わざるを得ないところまで県民の抵抗と運動が高まっている。一人でも多くの人が立ち上がってほしい」と話しました。

沖縄訪米団 首都入り

新基地反対 連邦議員らに要請へ

【ワシントン=洞口昇幸】沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」の訪米団(呉屋守将団長)は18日、先に訪れていたサンフランシスコから首都ワシントンに入りました。19日から連邦議員らや政治的に影響力のある最大労組などへの要請を予定しています。

同訪米団は15日にサンフランシスコ入りし、17日までカリフォルニア州選出の連邦議員補佐官らと面談。新基地建設に反対する県民多数の民意を伝え、協力を訴えました。

15日には、米労組「アジア太平洋系アメリカ人労働者連合(APALA)」が同州オークランド市で開いた幹部会議で、同新基地建設に反対し、反対の意思をオバマ米大統領や連邦議員に伝えるとする決議を採択。同会議に出席した訪米団に連帯しました。

16日にはすでに新基地建設反対決議を採択したバークリー市議会を訪問。また、サンフランシスコ市議会にも同様の決議を採択することを要請しました。市民団体にも協力を呼びかけました。

2015年11月20日付 しんぶん赤旗

米司令部前など抗議集会へ

沖縄 県議会与党会派ら会見

19・20日に

沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する県議会与党5会派や県選出野党国会議員、市民団体などでつくる「止めよう辺野古新基地建設!実行委員会」は16日、那覇市の県議会内で記者会見し、19日に在沖米国総領事館前、20日に米軍キャンプ瑞慶覧(ずけらん)在沖米軍司令部の石平ゲート前で抗議集会を開くと発表しました。

集会は総領事館前が午前8時から、司令部前が午前7時から。それぞれ500人以上の参加を目指します。社民・護憲の仲宗根悟県議は、ジョエル・エレンライク総領事が新基地反対の県民の民意を「小さな問題」と述べたと報道されたことなどを挙げ、「辺野古新基地の問題は日米合意でありながら、当事者意識が欠如し、民意を無視している。沖縄の民意を改めて米国政府へ突き付けたい」と趣旨を語りました。

日本共産党のカヨウ宗儀県議は「力ずくで県民の民意を踏みにじるやり方は許さない。県民はこの暴挙を打ち砕くという決意をはっきり示していきたい」と話しました。うまんちゅの会の比嘉みずき県議は「新基地問題は米国も当事者であるということをしっかりと伝える必要がある。幅広い県民の参加を」と呼びかけました。    2015年11月17日付 しんぶん赤旗

「沖縄の民意突きつける」

島ぐるみ会議 訪米団が出発

沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」の訪米団(総勢26人)が15日、那覇空港を出発し、成田経由でサンフランシスコに向かいました。

那覇空港には市民約50人が見送りにかけつけました。呉屋守将訪米団団長は「大変勇気づけられます」と感謝をのべつつ、「不当な差別、苦しみのもとに多くの県民が呻吟(しんぎん)させられてきました。もうこれ以上がまんできないと、沖縄140万県民が立ち上がっております。沖縄において民主主義はどうなんだということをしっかり突き付けていきたい」とあいさつしました。

日本共産党の渡久地修県議は「今回は、知事が埋め立て承認を取り消した直後の訪米です。沖縄は取り消したのだからアメリカは民意に従えと、きっぱり伝えてきます」と誓いました。

訪米団は、サンフランシスコ、ワシントンで活動し、22日帰国します。

2015年11月16日付 しんぶん赤旗

基地ノー 知事と一緒に

沖縄・辺野古 座り込み500人超す

安倍政権が強権的に進める沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対して米軍キャンプ・シュワブのゲート前で続けられている座り込みが11日、500人を超える人たちで行われました。機動隊が座り込みを排除しようとしたため、座り込み参加者は抗議し、抵抗しました。

早朝6時すぎ、続々と集まった座り込み参加者は、工事車両が入るゲートの前で座り込み、「基地は造らせない」「弾圧をはね返そう」と声をあげました。

この日は、議員団行動日にあたり、県議、市町村議も多数参加。地元名護市の屋比久(やびく)稔市議会議長は「名護市議団も新基地は断じて許すわけにはいかないとみんなで集まろうと呼びかけました。団結してがんばっていきましょう」と訴えました。

6時50分ごろから、機動隊が座り込んだ人たちを強引に抱え上げてどかそうとしたり、機動隊の車と柵で囲い込んだりしました。座り込みを排除するため機動隊員が路上に広がり、国道329号で渋滞を引き起こし、一時引きあげ、しばらくしてまた出てくることを繰り返しました。

県民ネットの山内末子県議は「民主主義はここにある」と述べ、社民・護憲の仲村未央県議は「翁長雄志知事とともに立ち上がり、希望の明日を呼び込みましょう」と訴えました。

日本共産党の玉城ノブコ県議は「このたたかいで県民の民意をしっかり固め、さらに全国、世界に訴えて県民の思いをこの場で主張し続けていきましょう。真の民主主義とは何か、真の地方自治とは何かを、私たち県民がしっかりと示していこう」と呼びかけました。

うるま市の伊波義安さん(73)は「400人、500人と座り込みに集まってくれたら展望が開ける」と力を込めました。   2015年11月12日付 しんぶん赤旗

たたかって知事支える

沖縄・辺野古ゲート前 国の横暴許さず

沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う埋め立て承認を翁長雄志知事が取り消した翌14日、防衛省沖縄防衛局は取り消し処分の効力をなくすため、国土交通省にたいし、行政不服審査法に基づく審査請求と執行停止を申し立てました。新基地反対の座り込みが続く辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前には、早朝から県内・全国から約500人が集まり、抗議の声を上げました。

沖縄県選出の野党国会議員や県議、地元名護市の与党市議9人ら市町村議員をはじめ、参加者は「現場のたたかいで知事の決断を支えよう」と口々に訴えました。

日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は『〔国民の権利を救済する)行政不服審査法が政府によって使われる。こんな異常なやり方は法的安定性を壊すものだ」と批判。日本共産党の、とぐち修県議はニシメ純恵、玉城ノブコ両県議とともに「私人の立場で申し立てたとしても、米軍への提供水域で私人が工事できるわけがない。こんなごまかしは墓穴を掘ることになるだろう」と訴えました。

2015年10月15日付 しんぶん赤旗

沖縄県議会委 防衛局の審査請求 受理撤回を求めよ

共産党質問

沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う前知事の埋め立て承認を翁長雄志知事が取り消した件で14日、県議会の米軍基地関係特別委員会が開かれました。

自民党県議の質問に、町田優知事公室長は「県はあくまで第三者委員会での検証結果報告を受け、前知事の承認に法的瑕疵(かし)が認められると判断し、取り消しに至った」と述べました。

県民ネットの玉城義和県議は「防衛局の行政不服審査請求は姑息(こそく)な手段であり、政治の堕落だ。県は毅然(きぜん)とした対応を」と求めました。町田公室長は「行政機関である防衛局が私人と主張して審査請求することは同法の趣旨にもとる行為だ」との見解を示しました。

日本共産党の嘉陽宗儀県議は「承認取消の翌日に、国土交通相は防衛局の審査請求を受理した。県民を切り捨てる行為だ。県は怒りを持って受理の撤回を求めるべきではないか」と問いました。町田公室長は「(防衛局の)不当性をしっかり主張していきたい」と応じました。   2015年10月15日付しんぶん赤旗