月別アーカイブ: 2015年1月

県の許可なく違法工事 沖縄・辺野古

巨大ブロック投入強行

首長からも怒りの声

沖縄防衛局は28日、名護市辺野古への米軍新基地建設のボーリング調査のため、コンクリート・ブロックを海に沈める作業を強行しました。県の許可のないままの違法工事。この暴挙を聞きつけ、辺野古の米海兵隊基地ゲート前には平日にもかかわらず200人以上の人が結集しました。「サンゴを破壊する。作業中止を」と、怒りと抗議のデモ行進をしました。

肉眼でも、ビニールシートのかかった台船や作業するタグボート、2隻の大型クレーン船が見えます。海上監視の報告を受けた沖縄平和運動センターの山城博治議長は、フロート(浮具)を固定する数十トンもあるコンクリート・ブロック(トンブロック)を海底に落とす作業だとのべました。ビニールのかかった台船は、前日に海底に落としたトンブロックの台座として使われていると話します。

抗議行動に日本共産党から西銘純恵県議、玉城ノブ子県議とともに参加した嘉陽宗儀県議団長は、「希少なサンゴの群落がある、あの海に、トンブロックを落とすことはむちゃで許せない行為です。しかも、県の許可もなく工事ありきの違法なものです」と厳しく批判します。

嘉陽団長は、埋め立て計画の中の、基地内を流れる美謝川の水路変更や、埋め立てる土砂を辺野古ダム周辺から運搬する問題などを挙げ、「安倍政権は途方に暮れた状態なのです。市長権限を行使して建設を止めようとしている稲嶺進市長を激励し、翁長知事に埋め立て承認の撤回を促す現場のたたかいを、今後も続けましょう」と話しました。

大型船による作業を強行したことに、県内首長の中にも「どこまで民意を無視するのか」と強い怒りがわき上がっています。

那覇市の城間幹子市長は「民意に選ばれた知事が国に作業中止を申し上げていることに、一切配慮がされていない。政府の言っている『日本国民』に沖縄は入っているのだろうか。民意を踏みにじるという意味で、『粛々』という言葉が使われている」と厳しく批判しています。      (しんぶん赤旗 1月29日付)

家族連れ 学生も 辺野古総行動

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議員続々”作業とめる”

沖縄県名護市辺野古の米海兵隊基地(キャンプ・シュワブ)ゲート前は週末の24日、米軍新基地建設調査の作業を土曜日も強行する日米両政府に抗議して地方議員や県民が続々と詰め掛け、ムーチー(餅)をふるまい、活動交流し、「なんとしても作業をとめる」との思いにあふれました。

午前8時から始まった「議員総行動」は、時間がたつほど地方議員が増え、100人規模に。前日に作業用重機が搬入されたことに憤る発言が続きました。

「安倍政権の横暴に黙っていられない。来週も各党、各会派持ち回りで連日かけつけましょう」「1万人の現地集会を」「現場にきたいという村民、町民のためバスを運行したい」「監視の手薄な夜にミッドナイトツアーをしたい」など、作業を断念させるまで、県民総立ち上がりの具体的な提案が次々に出ました。

衆院選で「オール沖縄」で当選した議員も激励。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、26日から国会論戦にたたかう場を移しての決意を表明。「徹夜で座り込み、県民のため昼夜たたかう現場の人たちと心を寄せあうことができるのが、『オール沖縄』・私たちの一番の強みです」と話すと、「現場は任してください」の声も飛びます。

那覇市、沖縄市、うるま市などから、小さな子供連れの家族や会社員などを乗せた大型バスが到着し、「建白書実現 島ぐるみ会議」のブルーの旗を先頭に、ゲート前の草地に座り込み。マイクで決意をのべたり歌ったりと思い思いに、自由を表現しました。稲嶺進名護市長もかけつけ激励し、一緒に座り込みました。

ゲート前テントに泊まりがけで支援した秘密保護法に反対する学生でつくるSASPL(サスプル)のメンバー、大野至さんと元山仁士郎さんもマイクを握りました。大野さんは、「同じ日本で起きていることとは、ありえないと思って来ました。実際に座り込みに参加して、本土でも僕たちが変わらないといけない感じました」と話しました。  ( しんぶん赤旗 2015年1月25日付)

“民意無視” 県民ら抗議 沖縄新基地重機を強行搬入

県内外から辺野古へ支援続々

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日米両政府が新基地建設調査のための資材や重機の持ち込みを狙う沖縄県名護市辺野古の米軍基地(キャンプ・シュワブ)ゲート前は23日、張り詰めた空気に包まれ、「米軍新基地はいらない」との市民らの抗議行動が早朝から連続的に行われました。

午前8時からは、泊まりこんだ市民のもとに、県内各地から駆けつけた県議や市町村議員ら60人以上が加わりました。『民意は示された 政府は県民の声を聞け 作業強行やめよ 県民は屈しない」と大きく書かれた横断幕を手にもつ地方議員。一人ひとりマイクを握り、「戦争につながる基地はつくらせない」「勝つまでたたかう」などと語りました。

4人全員が参加した日本共産党県議団の嘉陽宗儀団長は、強行策をとる安倍政権について「全面占領下に戻った感覚に襲われる」と批判。復帰闘争を知る世代として「このたたかいも、主権者たる県民総立ち上がりのたたかいにしていきましょう」と呼びかけると、「よーし」の声と大きな拍手に包まれました。

政府は午前11時ごろ、重機を積んだ大型トレーラーを、国道から基地の工事用車両専用ゲートへ強行搬入しました。米軍基地内に止めた大型バスなどから沖縄防衛局と警官がいっせいに道路を封鎖。搬入を阻止しようとする市民をごぼう抜きにしました。

市民による「新基地断念まで座り込み抗議」はこの日で201日。ゲート前には「居てもたってもいられません」と多くの人が駆けつけました。沖縄市から母親と一緒にきた安田あゆみさん(48)は、「新基地はいらない。民意を無視したやり方にも言い表せない怒りがあります。早く翁長知事の埋め立て承認検証チームが機能して、工事をストップさせてほしい」と話しました。

全国からの支援行動も強まっています。午後2時には、千葉県年金者組合の35人が、ゲート前で座り込む市民を激励しました。 (しんぶん赤旗2015年1月24日付)

 

新基地ノー全国に発信

沖縄・辺野古 総行動始まる

座り込み200日、議員50人結集

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新基地建設に向けた工事反対の座り込みが沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で始まって200日目を迎えた22日、議員総行動がシュワブ・ゲート前で始まりました。新基地強行を狙う安倍政権が強権をむき出しに反対運動の弾圧を強めている中、県選出野党国会議員や県議会与党会派を中心に24日までの3日間の予定で呼びかけ、初日は市町村議を含む50人以上の議員が結集しました。

公務前に駆け付けた名護市の稲嶺進市長は「いま日本の民主主義が試されている。安倍政権が横暴、人権無視を繰り返すほど、世界がそれを見て政府は追い詰められる。私たちは非暴力のウチナーンチュ(沖縄県民)の心を世界中に示して、たたかい続けよう」と、夜を徹して抗議に参加する県民を激励しました。

日本共産党からは県議団や仲里克次名護市儀をはじめ20人の地方議員が参加。県議団の渡久地修幹事長は「新基地建設の狙いはアメリカが世界で戦争する最大の出撃拠点を造ること。絶対に許してはならない」と訴えました。赤嶺政賢衆院議員の連帯メッセージが紹介されました。

新基地推進の自民党と決別し、昨年の総選挙で当選した元自民党県連顧問の仲里利信衆院議員は「このたたかいに保守も革新もない。戦争大好きの安倍政権を倒すまで、命をかける思いで日本全国に訴えて頑張り抜こう」と呼びかけました。  (しんぶん赤旗 2015年1月23日付)

辺野古新基地 桟橋工事中止させて

沖縄県に「県民会議」要請

大浦湾への仮設桟橋設置の中止を求める要請2015年1月14日 (8)-s

防衛省沖縄防衛局が同県名護市辺野古の米軍新基地建設に向けた海底掘削調査を強行しようとする中、政党や労組、平和団体でつくる「基地の県内移設に反対する県民会議」は14日、翁長雄志知事宛てに、フロート(浮具)や「仮設桟橋」の設置を防衛局に中止させるよう求めました。

要請で同「会」の代表は、「仮設桟橋」は約300㍍、幅17~15㍍と巨大で、総量約2万3000立方㍍もの大量の石材が辺野古・大浦湾に投げ込まれると指摘。「石材の撤去は不可能で、とり返しのつかないことになる。『大型築堤』であり、実質的な埋め立て工事だ」と批判しました。

対応した県土木建築部の末吉幸満土木整備統括官らは「防衛局から協議申請は来ていない。あくまで仮設で撤去されるものだ」などと回答しました。

日本共産党の嘉陽宗儀県議は、「新基地反対の翁長県政の姿勢に基づいて対応せよ」と求めました。渡久地(とぐち)修県議も「防衛局は15日にも作業を開始すると言っている。緊急に指導すべきだ」と述べました。

「うまんちゅの会」の具志堅徹県議は「『仮設』の言葉にだまされてはいけない。防衛局は撤去方法など示しておらず、辺野古の海は埋め殺されてしまう」と訴えました。  (しんぶん赤旗 2015年1月15日付)

新基地断念求め大会へ

来月以降開催 沖縄県議会与党5会派

沖縄県議会の与党5会派(日本共産党、うまんちゅの会、社民党、沖縄社会大衆党、県民ネット)は9日、記者会見を開き、2月以降の早い時期に県内で、名護市辺野古への新基地建設の断念を求めて1万人規模の県民大会を開くことを明らかにしました。

新基地強行に固執する安倍政権はこの間、2度上京した翁長(おなが)雄志県知事に対し、多くの閣僚が面会を拒否するなど、民意無視の圧力を強めています。日本共産党県議団の渡久地(とぐち)修幹事長は「知事選、衆院選で新基地ノーの民意が明確に示されながら、それでもごり押ししようとする中、改めてわれわれは屈しないと、県民が一緒に翁長知事を支えていくため、大会を開く必要がある」と語りました。大会の日時・場所は関係団体と調整の上、今月中にも決定する予定です。

15、16日には、公明党・県民会議無所属を含む与党・中立県議12人が上京し、昨年12月に県議会で可決した新基地断念を迫る意見書を携え、日米両政府へ沖縄の民意を尊重するよう要請。15日夕には、都内で「止めよう辺野古新基地建設報告集会」を開き、16日は超党派野党国会議員でつくる「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」と意見交換を行います。

東京行動後の22~24日には与党県議を中心に、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ第1ゲート前での座り込み行動に参加し、市町村議や首長、知事などへも広く参加を呼びかけるとしています。

15日、東京で報告集会開催

15日の東京での報告集会は、連合会館2階大会議室(千代田区神田駿河台3の2の11、JR御茶ノ水駅と地下鉄千代田線・新御茶ノ水駅下車)で午後6時から。    (しんぶん赤旗 2015年1月11日付)

翁長知事を囲み新年会

知事を囲み新年会2015年1月1日DSC_0118-s

昨年11月の沖縄県知事選で、辺野古新基地建設反対、「建白書」の実現を掲げて圧勝した翁長雄志知事を囲んだ新年会が1日、那覇市の知事公舎で開かれました。

翁長知事は新基地建設断念、経済発展の最大の阻害要因である米軍基地の撤去で子々孫々に誇りある豊かな沖縄を-などの公約実現を改めて表明。「『ウチナーンチュ(沖縄県民)ここにあり』という、きめ細やかな政治を行っていきたい」と決意を語りました。

県知事選で選対本部長を務めた呉屋守将「金秀グループ」会長は、「太平洋の波は高いが、新基地は絶対に造らせないとの県民総意を、力を結集して米国政府に突き付けよう」と訴えました。

新年会には、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、党県議団4氏、党那覇市議団5氏、県議会会派「うまんちゅ(みんな)の会」2氏らが参加しました。   (しんぶん赤旗1月3日付)