月別アーカイブ: 2015年3月

沖縄支援 全国で

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安保破棄中実委 安慶田副知事を激励

沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する沖縄県民のたたかいに連帯し、基地建設強行に抗議する安保破棄中央実行委員会の「沖縄支援連帯・激励行動」のメンバーは16日、沖縄県庁を訪れ、安慶田(あげだ)光男副知事と面談し、激励しました。

東森英男事務局長が「知事・副知事の辺野古新基地建設をやめさせるためのご尽力に心から敬意を表します。民主主義を踏みにじる政府の暴挙に対し、署名や現地支援など抗議の取り組みを進めています。今後とも沖縄県を支援する運動を全国に広げていきます」とあいさつしました。

安慶田副知事は「みなさんにいろいろな形で支援をしていただき、本当に心強い気持ちです」と応じ、「県としてあらゆる方法で辺野古に新基地は造らせないと頑張っていますが、支えになるのは県民の民意です。沖縄の思いを全国のたたかいに発展できるよう、それぞれの立場・地域でご活躍してほしい」と呼びかけました。

また、メンバーは、県議会与党として翁長雄志(おなが・たけし)知事を支える日本共産党と、うまんちゅの会の県議団と、「オール沖縄」のたたかいなどについて懇談しました。

東京都から参加した女性(25)は「現地のたたかいに、芯の強さを感じ、逆にエネルギーをもらいました。多くの世代も巻き込んでいければいいと思う」と話しました。   2015年3月17日付しんぶん赤旗

翁長県政がんばれ

全国からの応援かつてない規模

激励はがき1万枚超す

沖縄県は12日、予算削減など安倍政権による圧力にも屈せず、名護市辺野古への新基地建設に反対を貫いている翁長雄志県政に対し、かつてない規模で財政支援や激励が全国から集まっていることを明らかにしました。

日本共産党の渡久地修県議は12日の委員会質疑で、安倍政権が強行した名護市辺野古の新基地建設に向けたボーリング(掘削)調査の再会は、県民の民意や地方自治の本旨を踏みにじるものと厳しく批判。「しかし、全国からは『沖縄がんばれ』の声が寄せられているのではないか」として、応援したい自治体にを治める「ふるさと納税制度」について「前知事の時代と、いまの翁長知事ではどう変わっているか」とただしました。

県側は2013年度に189件、893万円だった納税額が今年度(14年度)は12日現在で451件2233万円に跳ね上がり、月別でも昨年10月に49万円だったのが、今年2月には、818万円と16倍に増えていることを明らかにし、「自然、文化、くらしが守られるよう応援します」などの声が寄せられていると紹介しました。

渡久地県議は、全国革新懇の呼びかけている翁長知事への激励はがきが届いている枚数についても尋ね、県は12日時点で「1万50枚」と、1万枚を超え「ずっと応援しています」「沖縄の自然を守ることを願っています」の声がつづられているとのべました。   しんぶん赤旗2015年3月13日付

沖縄・辺野古新基地 「移設」どころか最新巨大基地化

これでも「沖縄の基地負担軽減」だと言い張るのか―。沖縄県名護市辺野古の米軍新基地に設置が計画されている岸壁の長さ(271・8メートル)が、米軍が示している強襲揚陸艦の係留に必要な基準と一致していることが明らかになりました。新基地は、住宅地のど真ん中にある普天間基地(宜野湾市)の「移設」だとされていますが、単なる「移設」どころか、普天間にはない機能を追加し、最新鋭の巨大基地にする狙いは明白です。 (竹下岳)

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「271.8メートル」根拠説明なし

政府は辺野古新基地に係船機能付き護岸―いわゆる軍港を設ける計画を示しています。その理由は、新基地に配備されるオスプレイなどが故障した場合、「船舶を使用した輸送を実施する必要がある」(2012年12月の環境影響補正評価書)ためとしています。

普天間基地に配備されているヘリは修理の際、米本土から飛来する大型輸送機に積んで輸送します。しかし、新基地の滑走路は普天間より1000メートル短く、大型機は離着陸できません。このため、輸送船が必要になるという説明です。

ここで政府が想定している輸送船の全長は183・5メートルです。軍港の全長も200メートルを想定していました。それが突然、13年3月の埋め立て申請書で271・8メートルになったのです。

埋め立て申請書(図)を見ても、輸送船の安全な係留に必要な長さは、最大238メートルとなっています。これより短くても係留は可能です。

不思議なのは、埋め立て申請書に「238・1メートル」の説明はあるのに、「271・8メートル」について何も説明していないことです。

沖縄環境ネットワークの真喜志好一世話人は、「強襲揚陸艦の接岸を可能にするよう、米軍からの要求があった可能性は高い。271・8メートルという中途半端な長さは、米軍が用いるヤードをメートルに換算した結果ではないか」と推測します。

戦闘部隊1カ所集中

仮に辺野古への接岸が可能になったらどうなるのでしょうか。

沖縄の海兵隊(第31海兵遠征隊)はおおむね、年に2回ほどアジア太平洋に展開します。その際、まず佐世保基地(長崎県佐世保市)から強襲揚陸艦隊がホワイトビーチ(うるま市、WB)に寄港し、部隊や装備を積み込みます。イラク戦争の際も、2004年にWBから出撃しました。

ただ、海兵隊の基地は沖縄本島の中部から北部の広範囲に機能別に点在しており、移動には一定の時間がかかります。

日本共産党の渡久地修議員が4日の沖縄県議会一般質問でただしたところ、県の末吉幸満土木建築部長はWBまでの移動距離と時間、信号の基数を、次のように算出しました。(いずれも陸路)

(1)キャンプ・シュワブ~50キロ、1時間、30基

(2)嘉手納弾薬庫~26キロ、1時間、50基

(3)普天間基地~24キロ、50分、50基

(4)キャンプ・ハンセン~36キロ、1時間、50基

しかし、辺野古に普天間基地の航空部隊が移れば、シュワブや、陸続きになっているハンセン(中部訓練場)に駐留している地上戦闘部隊や戦闘車両などと一体になります。さらに新基地には弾薬庫も置かれます。

新基地に強襲揚陸艦が接岸できれば、すべてが1カ所に集中し、効率良い運用が可能になります。

東村高江などを含む北部訓練場や伊江島補助飛行場などと併せ、「沖縄本島北部が、海兵隊の訓練から出撃まですべてが可能になる一大拠点に変ぼうする」―渡久地議員の指摘に対して翁長(おなが)雄志知事は、「そのような印象を受ける」と同感し、「新しい基地に関して、沖縄は将来にわたって何の配慮もされないことは見通せるので、新辺野古基地はつくってはいけない」とあらためて答弁しました。

自然壊し戦争拠点に

沖縄防衛局は新基地建設に反対する県民の総意を無視し、連日、工事を続けています。近く海底掘削(ボーリング)調査や、事実上の埋め立てである仮設桟橋の建設を強行するかまえです。

辺野古の海には、世界遺産に登録されている世界最大のサンゴ礁地域、グレートバリアリーフ(豪州)を上回る数のサンゴが生息しているとされます。また、国際的な保護動物ジュゴンの生息域の北限です。新基地に伴う埋め立てで、これらが壊滅的な打撃を受けることになります。

貴重な自然を破壊し、イラク・アフガニスタンでの侵略戦争のような殺りくへの出撃拠点にする―。まさに人類への犯罪行為です。


ホワイトビーチ 強襲揚陸艦入港

米海軍佐世保基地(長崎県)を母港とする強襲揚陸艦ボノム・リシャールが4日、ホワイトビーチ(沖縄県うるま市)に入港しました。今年1月以来の入港で、在沖縄米海兵隊の訓練激化が予想されます。

図   しんぶん赤旗2015年3月5日付

嘉陽宗儀 一般質問 2月定例会

日本共産党一般質問通告表 嘉陽宗儀

1 知事の政治姿勢について
2 下地島空港の今後の展望について
3 米兵犯罪問題について
4 泡瀬干潟埋立問題について
5 ワンストップセンターの設置問題について
6 HTLVの総合対策について
7 沖縄市の「ごみ山問題」について
8 教育問題について
9 我が党の代表質問との関連について

渡久地修 一般質問 2月定例会

日本共産党一般質問通告表 渡久地修

1 辺野古新基地問題について
2 沖縄経済と米軍基地について
3 沖縄振興予算について
4 教育行政について
5 旧特別自由貿易地域について
6 県営住宅の家賃支払い困難に陥った県民への対応について
7 県管理の河川について
8 我が党の代表質問との関連について

下地島空港 軍事利用ノー

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宮古島の平和団体 那覇で集会

沖縄県宮古島市の下地島空港を軍事利用しないとう求める集会が27日、宮古平和運動連絡協議会の主催で那覇市で開かれ、100人以上が参加しました。宮古島市民を代表して同協議会共同代表の砂川洋子さん(60)は「軍事利用されれば戦争の標的になる。何といっても子や孫を育てる親として、ぜひ翁長雄志知事には下地島空港の平和利用を訴えたい。宮古島の軍事強化は名護市辺野古の新基地建設と連動しているので、連帯を強めてたたかいを広げたい」と訴えました。昨年6月、防衛副大臣が300人ほどの海兵機能をもつ陸自部隊の配備を説明するために宮古島に来訪。防衛省は、離島最大の3000㍍滑走路を持つ下地島空港の軍事利用と空自レーダー基地機能の強化などを併せて軍事要塞(ようさい)化を狙っています。

日本共産党の嘉陽宗儀県議団長や上里樹宮古島市儀、うまんちゅの会の比嘉瑞己県議が駆け付けました。    しんぶん赤旗2015年2月28日付

沖縄知事 防衛局対応は不誠実

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新基地建設問題 党議員質問に答弁

日本共産党の玉城ノブ子、西銘純恵両県議は27日の沖縄県議会本会議で質問に立ち、名護市辺野古の新基地建設問題を中心に件の姿勢をただしました。

玉城氏は、沖縄防衛局が県の中止要請を無視して、岩礁破砕許可の区域外で巨大なブロックを投入してサンゴを破壊している問題で、県が「中止指示に従わない場合、許可を取り消すことがある」と防衛局に指示したことを「新基地建設ストップに向けた大きな一歩」と評価しました。

答弁に立った翁長雄志(おなが・たけし)知事は、ブロックの設置位置などを示した資料を、期日をすぎても提出しない防衛局の対応を、「誠意みられず残念」と批判。「防衛局の誠意ない対応は、今後、厳正かつ適切な対応を判断する一つの基準」だとして、防衛局の姿勢も、岩礁破砕許可の取り消しを判断する基準の一つとする考えを示しました。

西銘氏は、海上での抗議行動の暴力的な弾圧や、基地前での抗議行動のリーダーを不当逮捕するなどの対応について、「人間としての尊厳が踏みにじられた植民地時代の『暗黒の50年代』と変わらない」と述べ、安倍政権や米軍の横暴を強く批判しました。   しんぶん赤旗2015年2月28日付