月別アーカイブ: 2015年5月

“新基地ノー 伝える”

翁長知事訪米出発式の写真 2015年5月27日 (3)

沖縄 翁長知事が訪米出発式で

沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は27日、名護市辺野古への米軍新基地建設反対を米国に伝えるため訪米しました。訪米に先立ち那覇空港で、知事に同行する稲嶺進名護市長や城間幹子那覇市長、県議や経済関係者らの訪米団も交えて出発式が行われ、翁長知事は「辺野古基地を造らせないこと、辺野古の問題は国内問題でなくアメリカも当事者であることなど、しっかりと伝えたい」とあいさつしました。

翁長知事は「これだけのメンバーで工夫をしながらやっていく中で必ず成果がある」と強調。「沖縄にいる方もぜひ、声援を送っていただければ、その声はワシントンを歩きながらも必ず背中から押されます。多くの県民と心を一つにしながら、頑張ってまいりたい」と語りました。

知事を支える訪米団団長の日本共産党の渡久地修県議は「知事を先頭に、辺野古に基地を造らせないことを伝えに行くことは沖縄県民の運動の成果です。アメリカの大きな壁をみんなで崩しましょう」と呼びかけました。

同日、翁長知事を激励しようと、空港には約150人が見送りに集まりました。辺野古基金共同代表で金秀(かねひで)グループ会長の呉屋守将(ごやもりまさ)氏が「辺野古から広がった小さな波紋ですが、荒波の太平洋を越えてアメリカまで行くということで大変な成果です」と激励しました。

南城市から来た男性(69)は「県民がついているから、どんなことがあっても負けずに前向きな発言をしてほしい」と期待しました。辺野古支援のため、25日から総勢70人で沖縄を訪れていた神奈川県などの全日本年金者組合のメンバーも駆け付けました。   2015年5月28日付 しんぶん赤旗

 

民意受けとめ辺野古断念を

沖縄県民大会実行委 政府に要請

那覇市で3万5千人が結集した「止めよう辺野古新基地建設! 沖縄県民大会」(17日)で採択された大会決議の実行をもとめて上京した同大会の実行委員10人は25日、内閣府、外務省、防衛省に要請しました。

大会決議は、日米両政府に対し、米軍普天間基地の閉鎖・撤去、名護市辺野古への新基地建設・県内移設を断念するよう強く求めています。

要請には、県民大会共同代表の稲嶺進名護市長、大城紀夫連合沖縄会長、岸本喬大会事務局次長のほか、共産、社民・護憲、県民ネット、沖縄社会大衆党の4会派の沖縄県議7人が参加しました。沖縄選出の照屋寛徳(沖縄2区、社民党)、玉城デニー(同3区、生活の党)、仲里利信(同4区、無所属)の各衆院議員が同席しました。

防衛省では、稲嶺市長が「民意を真摯(しんし)に受け止めてほしい」と大会決議を中谷元・防衛相に手渡しました。

中谷防衛相は「大会決議は新基地建設の断念を求めるものと理解するが、普天間飛行場(基地)の危険性除去のため、新基地建設は必要である」と、これまでの姿勢を変えませんでした。また防衛相が「丁寧に説明しながら理解を求める」と発言すると、県議団側から「丁寧だったことはない」と怒りの声があがりました。

要請を終えて、稲嶺市長は「24日の国会包囲行動のように、沖縄を応援する輪は大きくなっていると感じる。全国だけでなく、世界にも発信していきたい」と語りました。

 

2015年5月26日付 しんぶん赤旗

新基地ノー 沖縄と連帯 1万5000人

青い波 国会包む

「沖縄と本土が連帯して、新基地も戦争法案も許さない」―。安倍政権が民意を踏みにじって強行している沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設を止めようと24日、東京・国会議事堂周辺で「国会包囲ヒューマンチェーン」が行われ、1万5千人(主催者発表)が参加しました。主催は同実行委員会。

行動のテーマカラーは辺野古の美しい海を思い起こさせる青。青いTシャツやスカーフ、タオルなどを身に着けた人々が「新基地NO」のカードを掲げ、三線(さんしん)やドラムを奏でながら国会を二重三重に囲みました。

名護市の稲嶺進市長はジュゴン柄の青のかりゆし姿で参加。「絶対に諦めないし、沖縄は孤立していない。みなさんとスクラムを組んで頑張りたい。勝利するまで力をお貸しください」と訴えました。

哲学者で東京大学大学院教授の高橋哲哉氏は、「新基地を止めるのは日本国民の責任。東京、本土でこそ沖縄の何十倍もの声を上げよう」と呼びかけました。

赤嶺政賢(沖縄1区、日本共産党)、照屋寛徳(同2区、社民党)、玉城デニー(同3区、生活の党)、仲里利信(同4区、無所属)の「オール沖縄」の衆院議員が勢ぞろい。赤嶺氏は、「辺野古新基地反対のたたかいが全国に広がり、県民の勝利を確信している。日本を戦争する国には絶対にさせない。ともに頑張ろう」と訴えました。沖縄社会大衆党の糸数慶子参院議員が発言しました。

沖縄から「5・17県民大会」実行委員会メンバーが上京し、共産党からは玉城ノブ子、西銘純恵両県議が参加しました。

青いニット帽をかぶって参加した大学2年の女性(19)=東京都町田市=は、「3月末に友人と辺野古に行きました。集団的自衛権もヤバいし、安倍政権はアメリカに都合のいい政権だと思う」。男性(19)=東京都葛飾区、フリーター=は、「ギリギリのところに来ているので止めなきゃと思う。今日はたくさん集まったけど、全然足りないから知らせたい」と語りました。

共産党の宮本徹衆院議員も参加しました。

2015年5月25日付 しんぶん赤旗

新基地反対 力合わせ

_IGP6292-s

全労連議長ら沖縄副知事と懇談 辺野古支援へ連帯行動

稲嶺・名護市長を激励

米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」のたたかいを激励する全労連の「辺野古支援・連帯行動」が15日、始まりました。小田川義和議長をはじめ47人の一行が那覇市にある沖縄県庁を訪ね、安慶田光男(あげだ・みつお)副知事と懇談しました。激励の寄せ書きを手渡し、力を合わせて沖縄と全国で新基地反対のたたかいを広げることを確認しました。

小田川議長は、沖縄県民が粘り強い運動で築いてきた「オール沖縄」の共同に言及する一方、東京で24日に計画されている国会包囲行動など本土の取り組みを紹介。「翁長雄志(おなが・たけし)知事をはじめ、新基地建設に反対する県民のたたかいへの支援を強めていきたい。その思いを伝えたくて沖縄にきました」と語りました。

安慶田副知事は「何としても辺野古の基地建設を止めるのが県政の柱です。県も議会も県民もあらゆる手段をつくしてたたかっています。全労連のみなさんの力をかり、それぞれの地域でたたかいを広げていただきたい」と応えました。

参加者からは、安倍内閣が新基地建設を狙う一方で、「戦争法案」の閣議決定を強行したことへの怒りの発言も。これに対し、安慶田副知事は「辺野古に基地がつくられれば攻撃の的になるのは明らかです。戦争のない平和な日本国をともにつくりましょう」とのべました。

名護市役所では、沖縄を訪問中の東京革新懇と合流。「辺野古に新基地を建設するな」と書いた横断幕を掲げて稲嶺進市長と懇談しました。

稲嶺市長は、翁長知事とともに今月末に訪米し、基地ノーを訴えると紹介。「みなさんの思いに応えるため、これまで以上に結束をかため、名護市長として強い意志を持って日米両政府に立ち向かっていく」とのべると、参加者は大きな拍手をおくりました。

この日は、日本共産党の渡久地修県議、うまんちゅの会の具志堅徹、比嘉瑞己両県議とも懇談。辺野古基金の前田章事務局次長にカンパの目録を手渡しました。

全労連の「支援・連帯行動」は3日間の予定です。辺野古の海上調査に取り組み、最終日の17日には那覇市内で開かれる県民集会に参加します。     しんぶん赤旗2015年5月16日付