月別アーカイブ: 2015年7月

沖縄県議会 名護「碇石」の文化財認定受け

知事「市調査協力」

西銘純恵県議一般質問写真2015年7月1日-s

西銘県議質問

沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内の海岸沿いで発見された石が、琉球王朝時代の船舶用の重りである「碇(いかり)石」として県の文化財に認定された件で、翁長雄志知事は1日、「文化財保護は何より一番優先されるもの。県として名護市の調査をしっかりサポートしていきたい」と述べました。日本共産党の西銘純恵県議の質問に答えました。

名護市教育委員会は、文化財保護法に基づき出土区域の調査を米軍に求める方針で、政府が強行する米軍新基地建設に影響を及ぼす可能性が高くなっています。

諸見里(もろみざと)明・県教育長は、名護市の試掘調査実施予定場所は新基地建設に向けた「作業ヤード、仮設道路、美謝(みじゃ)川切り替え区域の3カ所で、遺跡は思原(うむいばる)遺跡などシュワブ内の5カ所が対象」と述べました。

西銘県議は、海上保安庁第11管区海上保安本部が2014年に作成した「沖縄県水中文化遺産一覧」で、県内の海岸沿いから200余りの文化遺産が発見されていると指摘。「(新基地建設作業区域内の)海域周辺やシュワブ内でも貴重な文化財が眠っている可能性が高い」と述べ、政府と米軍が市の調査に協力するよう、県として監査を実施するよう求めました。   2015年7月3日付 しんぶん赤旗

言論弾圧 沖縄与党5会派が会見

あす県民抗議集会

報道の自由を守る沖縄県民集会記者会見2015年7月2日-s

沖縄県議会の日本共産党など与党5会派の代表は2日、県庁内で記者会見し、安倍晋三首相に近い自民党議員の勉強会で暴言が相次いだ問題に抗議する「言論の弾圧と沖縄歴史のわい曲を許さない! 言論・表現・報道の自由を守る沖縄県民集会」を4日に緊急開催すると発表しました。

主催は、県議会与党5会派、マスコミ労協などでつくる実行委員会。集会では沖縄タイムスの石川達也編集局次長、琉球新報の松元剛編集局次長をはじめ、憲法、政治、メディアの専門家、弁護士などが発言する予定です。

会見で日本共産党の渡久地修県議は「沖縄2紙への言論弾圧は読者である県民への攻撃だ」と批判。うまんちゅの会の比嘉瑞己県議も「処分後にも暴言が相次いでおり到底許されない」と述べ、幅広い県民の参加を呼びかけました。  2015年7月3日付 しんぶん赤旗

表現の自由ないがしろ

沖縄・翁長知事 百田暴言を批判

渡久地議員一般質問写真2015年07月01日 (40)-s

沖縄県の翁長雄志知事は1日、作家・百田尚樹氏の「沖縄の2紙はつぶさないといけない」などの暴言(6月25日、自民党内の会合)について、「民主主義の根幹である表現の自由をないがしろにしかねない発言だ」と強く批判しました。開会中の県議会で日本共産党の渡久地修県議の質問に答えました。

翁長知事は「憲法において言論、出版その他一切の表現の自由は保障されている」と強調。「マスコミを懲らしめる」との自民党議員の発言に対しても、「いかなる党においても報道の自由を尊重するのは当然のことだ」と述べました。

渡久地県議は、「百田氏発言は言論弾圧であり、読者である県民への攻撃、圧力だ。辺野古新基地、戦争法案を推し進める政府のあり方と同根のものだ」と厳しく批判しました。

百田氏が米海兵隊普天間基地(宜野湾市)の成り立ちについて「もともと田んぼの中にあり、商売のために周囲に人が住みだした」などと発言したことについても、「沖縄の歴史をゆがめ、宜野湾市民、県民を侮辱するものだ」と糾弾。県として抗議するとともに、普天間基地の形成過程の歴史的事実を全国民に広く周知するよう求めました。

町田優知事公室長は「全国民に基地問題について正しく理解していただけるよう、引き続き情報発信に努めたい」と答えました。   2015年7月2日付 しんぶん赤旗