学徒合同石碑の建立へ 沖縄県議会で決議を可決

同窓生ら陳情

沖縄県議会は18日、定例会最終本会議で、沖縄戦で学徒動員されて犠牲になった生徒らの学校名を銘記した学徒合同石碑の建立を県に要請する決議を全会一致で可決しました。

沖縄では、男子校11校、女子高9校、共学校1校の計21校の生徒ら2千数百人が戦争に動員され、約千人が犠牲となりました。学校数などの学徒動員などの実態を把握している人たちが少なくなる中、学徒動員された学校の同窓生らが、犠牲になった全生徒の名前を記す刻銘版などの建立の陳情を県議会に何度か出してきました。

今回、県議会11月定例会の文教厚生委員会で、梯梧(でいご)同窓会の上原はつ子さんらを参考人として招くなどして議論し、21校の校名を記した合同石碑建立に向けた決議を可決しました。

本会議での決議可決後、同委員会委員らが浦崎唯昭副知事を訪ね、建立を要請。浦崎副知事は「実行のみだと思っています。(建立の)方向で進んでいきたい」と応じました。

委員会での参考人質疑を行った日本共産党のニシメ純恵県議は、「『10代の若い尊い命が戦場の動員され亡くなった事実を記してほしい』『犠牲になった学徒たちすべて同じように扱ってほしい』という思いを聞きました。沖縄戦の犠牲がまだいろいろなところで埋もれています。こうした声に少しでも応えていきたい。建立が実現するまで全力を尽くします」と話しました。     2015年12月20日付 しんぶん赤旗記事

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